元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

読書日記

「偽悪者のフェミニズム」(小倉千加子)/「女、一生の働き方ー貧乏ばあさん(BB)から働くハッピーばあさん(HB)へ」(樋口恵子)*読書日記13

ゴールデンウィーク中に読もうと思って図書館で何冊も本を借り、借りられなかった本はリクエストを出してきた。多くのリクエスト本は休み中には間に合わず、今ようやく手元にきている。その中の2冊。 対談 偽悪者のフェミニズム 作者: 小倉千加子 出版社/メ…

「結婚の条件」(小倉千加子)「幸福論」(小倉千加子、中村うさぎ)*読書日記12

ゴールデンウィーク中に本を読もうと思って、図書館でいくつか借りてきました。読みたかった本のほとんどが蔵書になかったのでリクエストを出してきました。連休中に間に合うかしら。「リクエスト」というのは、他館に照会して取り寄せるか、新規購入をして…

「犬鳴山開拓史考」を読みました

書籍ではなく、ネット上の記事です。犬鳴トンネル近くの砕石所のことを調べていて見つけました。戦後、犬鳴山に入植した方々の話です。サイト内の他記事を読んでいくうちに、聞き手は元高校教諭の方だとわかりました。 犬鳴山開拓史考 それほど長い文章では…

「青玉獅子香炉」(陳舜臣)*読書日記11

東京国立博物館で顔真卿展があっているという記事を読みました。 中国の著名書家「顔真卿」の日本展が中国で炎上している理由 | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン 見出しはいかがなものかと思いますが、内容は興味深かったです。この記事を読んでい…

「錦の中の仙女」(伊藤高麿 編訳)*読書日記10

一昨日、古本屋で購入しましたが、実はもっと古い昭和31年発行の本を前から持っています。収録作のうち「錦の中の仙女」だけ読んで本棚に並べてました。 (左が元から持っていた本。右が今回購入本で、奥付に「昭和43年第8刷」とありました。) 以前、この本…

「ダルちゃん」(はるな檸檬)*読書日記9

連載が始まった時に話題になってて(おもしろそうだし読んでみようか)と思ったまま、その時に公開されていた数話を読んだきり。忘れていたら、こちらで紹介されていたので思い出しました。 fuyu.hatenablog.com それで全話いっぺんに読んだのですが。45話…

いつも彼らはどこかに(小川洋子)*読書日記8

小川洋子には、デヴィッド・リンチっぽさを感じてしまう。嫌いではないけれど体調が悪い時には読まないようにしています。 この作品は、表紙のかわいらしさに惹かれて買いました。八つの話が収録された短編集で、どの作品にも動物が出てくるとのこと。帯に「…

日日雑記(武田百合子)*読書日記7

武田百合子を知ったのが先か、その娘の武田花を知ったのが先か、もう忘れてしまいました。昔、落ち込んだ気分の時に武田百合子の文章を読んで元気を出していました。もっと落ち込んでいる時は武田花の猫の写真集を眺めてぼんやりしてました。 それも、もう10…

数学は言葉(新井紀子)*読書日記6

結論から言うと、思ったより難しい本でした。対象となる読者は「高校で習った数学を概ね理解している」人だと思います。数1の途中で落ちこぼれた私は基礎知識が足りず、歯が立ちませんでした。 例題の数々を何度も何度も読みながら論理を追うのは骨が折れま…

偶然の祝福(小川洋子)*読書日記5

この間、『よるねこ』を読んで物足りない気持ちになったので、続けて『偶然の祝福』を読みました。「怖さと幻想味」への欲求がほどよく満たされました。 偶然の祝福 (角川文庫) 作者: 小川洋子 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2004/01/01 メディア: 文庫…

よるねこ(姫野カオルコ)*読書日記4

随分前に購入して放っておいた本。今日は雨降りで、なんとなくだるく、何もする気になれないので読んでみました。調べたら四年前に購入した本だったことがわかりました。 grisella.hatenablog.com 「ホラー小説」ということで売ってたみたいですけど、これホ…

君のいない食卓(川本三郎)*読書日記3

本が売れたので発送前に読みました。 君のいない食卓 作者: 川本三郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2011/11 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (4件) を見る 多分、読まずに積んだままにしていた本です。梱包紙やハサミ、糊などが散…

ヘウレーカ*読書日記2

読み始めたのは『πの話』のほうが先でしたが、読み終わったのはこっちが先。正月に実家に帰ったら下の弟が帰省してました。そして帰り際に「これ姉ちゃんにやるよ」と、『ヘウレーカ』をくれました。 ヘウレーカ (ジェッツコミックス) 作者: 岩明均 出版社/…

 『πの話〜岩波科学の本12』(野崎昭弘)*読書日記1

今年最初の一冊はこの本です。先日の日記に書いたように、子供時代に歯が立たなかった本。古本屋で入手したので大人になって再チャレンジです。 著者は中学生に向けて書いたようですが、この内容がわかる中学生は相当優秀だと思います。数学が大の苦手な私は…

読書日記*「天城」(横光利一)とか

先日日記に書いた「日本短編文学全集」を持ち帰って「天城」を読みました。ちょっと突飛かもしれないけど、江川達也の「東京大学物語」を連想してしまいました。全然たいしたことない日常の瑣末なことを大げさに延々と考察するところが似てる。 巻末に丸谷才…