今週のお題「外でしたいこと」
着物で出かけたいと思っているが、着物はあってもそれに似合う帯がない。まあ、そのまえに自力で着付けができないんだけど。正直、帯結びの練習とかしたくない。これから年取って筋力が落ちるので(いや、帯結ぶのにそんな力いるか?)作り帯と半幅帯で乗り切るつもり。母手製の作り帯は、なんとなく夏用って感じで、手持ちの着物に合っていない。実家から持って帰ってきた青い帯なら使えるんじゃないかな。かなり傷んでいて外出に向くのか分からないが、このまま持っていても仕方ないし。
「七緒」の2009年4月号に作り方が載っていたのでそれを参照。母に「こんなの作ってほしい」と頼む時に持っていった雑誌。帯と一緒に実家に置いてあった。切らない方法も載っていたが、今回は切るタイプを作ることにした。
まずは「お太鼓、胴、て先」の三つに切り分ける。端は中に折り込んで仕上げるため、中の帯芯を「5ミリほど切り落とす」と書いてあった。私は5ミリ程度の縫い代で縫う自信がなく、1センチほど切り落とした。巻いた時に前が二重になっていればいいので、胴部分が多少短くなっても問題ない。縫うのはほんとにざっくり。縫い目1センチ以上でも可。
胴部分の、着用するときに下になる方(縫い目がなく輪になっている方)に紐を縫い付ける。この部分だけは少し丁寧に縫う。母が作った腰紐が何本もあるので、そのうちの一本を二つに切って使用。作り方を見ると、物差しで何センチか確かめたら、そのままざっくり切ったり縫ったりしている。私は自分の技術力の低さを自覚しているので、いちいちチャコで印をつけ、まち針を打って作業した。
お太鼓部分を形作るのに苦戦するかと思ったが、作ってみたら意外と簡単で、超不器用な私でも正味1時程度でできた。普通の人ならあっという間に作れると思う。作り方はネットで検索したら動画とかもたくさんある。その際、金属製の指抜きは必須。無いと流血する。多分。
ただ、これは手持ちの古い帯だから作れたけど、何万もする新品の帯(買う気なんか、自分)にハサミを入れるのはためらいそう。切らずに作る(いつでも元に戻せる)バージョンもあるが、解いても縫い跡は残るよね…。メルカリとかヤフオクとかで安い帯を探して自力で作る? せっかくなら、気に入った着物+帯+小物で外に出たいんだよなあ。なんとか金をかけずにうまくいく方法はないものか。とりあえず着物に慣れるように、自宅で着物で過ごすことが先。とかいってる間に暑い季節がやってきそうではある。
https://www.kimonoichiba.com/media/column/456/
絶対にバレない、お太鼓の作り帯「きくちいまが、今考えるきもののこと」という記事。作り帯の種類3つがイラストで紹介されている。ここでリンクされている「京都きもの市場」の作り帯仕立て代は9,900円。
こちらは4,400円。プラスチックのパーツで止めてあるみたい。
「元山兄弟の着物がある暮らし」というYouTubeチャンネル。以前ブログで「おはしょりなくて対丈でいいのに」と書いたけど、対丈着物、売ってた。