元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

着付けの稽古 その2

 

姑に見てもらいながら一昨日の着物を着てみた。といっても、ほぼ着せてもらったようなもの。着物をいい感じに体に巻き付けても、その状態を手で押さえてキープしながら腰紐を結ぶのは難しそう。今日は姑が結んでくれたけど一人でできるんだろうか。お端折りを整えて胸紐を結び伊達締めをすれば(この二つはコーリンベルトで代用可?)終了。

 

作り帯は、巻く部分は自分で締めたものの、お太鼓を整えるのは姑がしてくれた。「小さいタオルを丸めて背中の帯に入れて、そこにお太鼓を置くらしいです」と言ったら「タオル入れるの難しくない? そんなの要らんよ」とのこと。ほんとに? 下がってこないかな…。帯枕を帯揚げで包んでお太鼓部分に通して結んだあと、帯締めを通して手先を押さえれば一昨日みたいに作り帯が崩れることはなかった。いや、姑が後ろで支えて整えてくれたからだけど。それを自力でできるかって話。でも、作り帯の手先を帯締めで押さえることすらできなかったら、普通の帯を自力で結ぶなんて不可能に近い。とりあえずこのままの状態で練習してみることにした。

 

練習につかっている帯締め。使い古したのか虫が食ったのか、刺繍部分がぼろぼろ。可愛いのになあ。簡単な刺繍だし自分で修理できないものかと思ったけど、どうやって糸が留めてあるのかよく分からなかった。

 

着物を脱いで片付けながら「一人で着られるようになるのかな……」とつぶやいたら、姑が「何度も着てるうちに慣れるよ。人に着せてもらうだけでも着物に体が慣れるから。家の中ならお太鼓なんて作らなくても巻く部分だけ使って締めてりゃいいんだし」不器用な私が、着物で外出できるようになるには時間がかかりそう。まあがんばります。

読んでみたい着物本。