元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

何もしていないうちに時間が過ぎていく

今年の抱負として「日記としてブログを書く」と書いたのに、全然書いていない。ネットはだらだらと長時間見てるのに。いろいろな記事を見ては(このことを書こう)と思いつつ、根気がなくて書けない。自分の考えをまとめるためにも、時間は経ってもいいから少しずつ題材を片付けていこう。忘れないうちにざっと下書きというか概要を書いておく。とかやっているといよいよハードルが高くなって書けないかな……。

 

1 古い文化と地域社会

今の住所に引っ越してきて驚いたのは回覧板で神社のお札や暦類の購入申込書が回ってくることだ。購入は強制ではないが。近くの神社は地域の入会地になっている。小さな社で常駐の神主などはいない。こういう時、どうやって神社を地域で管理していったらいいのだろう。住民全員が氏子ならいいが、古くからの住人と新しく転入してきた住人が混ざった地域なので難しい。神社、山林などの入会地を持て余しているところは多そう。ネットでいろいろ検索していたら、「神社地の帰属と入会権ー上関原発用地を素材としてー」という記事がヒットして、関係ないけど読み耽ってしまった。

 

2 中学受験や学歴の問題

中学受験をする層を「恵まれている」という人をみると、そうだろうかといつも思う。たしかに公立中では扱わない課題に挑戦したり、話が合う子達と思い切り勉強の話をするのは楽しいだろう。経済的な理由で受験できない家庭が「恵まれている」と羨むのは理解できる。しかし、親に経済的に余裕があるせいで、適性もないのに長時間の受験勉強を強いられる子は恵まれているのだろうか。例えば、SAPIXに通う子の多くが授業についていけなくて家庭教師や他塾で補習をしているという記事を読んだが、受験対策スキル修得のために貴重な子供時代を犠牲にするなんてもったいないと感じてしまう。こういう子達が将来のエリート層を形成するのかと思うと正直不安。開成の奨学金の話が興味深かった。

課金ゲーム化する中学受験 “偏差値71の超難関校”開成中学はなぜ「授業料免除」を始めるのか? | 文春オンライン

 

3 非定型発達の人々

社会は「普通」から外れた人を疎外する方に向かっているような気がする。そうやって疎外していけば、「普通」の範囲が狭くなっていくし、定型発達の人も生きづらくなるのに。教育関連の職場で働いていた頃、個性豊かな子供たちとたくさん出会った。今の学校教育の中では彼らの才能が認められにくいのが残念だ。現存の環境に馴染めない人に「発達障害」のレッテルを貼ってコミュニティーから弾き出すことが当たり前になっていくのが恐ろしいし、社会に余裕がなくなっているのを感じる。まあ、この話題は何度も書いてるからもういいか。

 

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4 サステナブル社会はお金がかかるor物を捨てるタイミングがわからない件

30年近く前に買ったコートをいまだに着ている。さすがに肩パッドが入ったシルエットが奇妙なので、随分前にリフォームしてすっきりした形にした。今年久しぶりに着たら袖口や裾、襟が擦れているのに気がついた。充分元はとったが愛着があって捨てられない。またリフォームに持っていった結果、費用が30,000円近くかかった。新しいコートが買える値段。物を捨てるタイミングがわからないせいで結構こういうことをやってしまう。

 

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母の世代(80代)だと洋服に限らず修理しながら物を使うのは普通のことで、費用もそれほど高くなかったようだ。今はよほど愛着があるもの以外は買い換えたほうが安い。人件費を考えたら仕方ないけど。誰でも無理なくサステナブルな生活ができるようになったらいいのに。

 

5 田舎vs都会

私は都市近郊の新興住宅地で育ち、出産後に県庁所在地から1時間弱の昔からある集落で暮らすことになった。回覧板で神社のお札が回ってくるような土地だ。なかなか馴染めず(今も馴染めてない)苦しんだが、田舎は都会よりも社会の仕組みが分かりやすいなと思うようになった。都市で末端労働者として生きていた時は自分と無縁で気がつかなかった事が目に見えてわかる。それはいいとか悪いとかではなくて。

 

6 ウエストの洋菓子

缶入りクッキーが話題になる度に洋菓子のウエストを思い出す。昔から大好きなお店。今年の冬限定缶を購入したのでブログに書くつもりだったのに完全に時期を逸した。サブレストはほんと美味しい。 

 

 

……なんか、よけい書けなくなりそうなので、ここまでにしておこう。