手入れに出していた母の着物が仕上がって、五月雨式に手元に戻ってきている。そのおかげで着物熱は冷めず、ネットで色々と検索して見よう見まねで帯や小物を合わせて着ている。といっても家の中限定。長襦袢は使わず、筒袖の半襦袢と裾除けスカートの上に練習用に買った単衣の紬を着るだけ。帯は半幅帯でカルタ結びにするか、作り帯にした名古屋帯を使っている。ほぼコスプレ状態。外に着ていく勇気がない。
そして、和洋折衷でおしゃれに着こなす人や、正統派(?)の着付けできりっと着こなしている人の動画を、ぼんやりと見続けている。祖母や母の着物は私には微妙に小さく、仕立て直さないのなら下に洋服を着た方が見栄えがよい気がする。長襦袢を着たら着崩れそうだし。でも、和洋折衷コーデは若い人や吉田羊さんとかならいいけど、普通のおばさんがするのはなあ……とためらってしまう。以下は、私がつい見てしまう動画の数々。
以前、はてなブックマークで見かけた記事。めちゃ可愛い。おしゃれ。
同じ方だけど、こっちは上の動画よりハードル低い。特に前半は、長襦袢着てないだけで、ごく普通の着付け。
洋服地で着物を仕立ててくれるお店。おしゃれな若者向けな気がする。動画は楽しく見てる。
すなおさんは正統派の着こなし。
クミコさんは、入手した着物を見た時のリアクションが可愛い。リサイクル着物は安いので、ついつい欲しくなる気持ちが分かる〜。
ハイブロウ過ぎて別世界なんだけど、眼福。
私にとっては一番実用的。
和洋折衷コーデ、やっぱハードル高いわ、地道に着物に慣れて普通に着よう、というのが今現在の気持ちなんだけど……半纏を洗って片付けたのに朝晩が寒いので、祖母の上っぱり(作務衣みたいだけど脇や袖が開いてる)を出してきて着てる。これって、和洋折衷コーデじゃない?
着古したユニクロのTシャツにチベタンスカート(白い点々は何やろ? 歯磨き粉でも飛んだかな💦←綿埃でした…)。和服=長着ってわけでもないので、まずはこういうのでも着ていこうかなと。結局、部屋着から一歩踏み出せない私だった。
着付け講師すなおさんを見ると、この漫画に出てくる梨花を連想してしまう。
祖母の上っぱりは、この時に持って帰ったもの。昔は普通の人でも裏地に凝ってたんだなと思う。今はちょっと凝った柄は贅沢品。すごく高くて手が出ない。