元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

不用品の整理

久しぶりに納戸の整理をした。以前は、読まなくなった本を大量に収納していて(いつか床が抜けるんじゃないか)とびくびくしていたが、セカンドハウス(っても賃貸アパート)を引き払った時に随分処分して減った。その代わりに、アパートで使っていて、今は不要になった物が押し込まれている。

 

部屋を引き払う時期が、ちょうど娘の大学入学と重なったので、そのまま娘の元へと送ったものが多い。その後、今度は息子が引っ越したので、残っていたスチールハンガーや大型のレターケースなどを送った。それでも、照明器具などが残っている。たった三年しか使っていないので捨てるのが惜しいし、元々、将来的には自分が一人暮らしをする予定で買ったもので、一つ一つに思い入れがあって処分できずにいた。

 

とはいえ、このまま置いていても仕方ない。車庫に置いているシューズラックも、少しずつ錆びてきているし、さっさと処分するのが最善だ。まずは、照明器具1セットとシューズラックだけでも処分しよう、と心に決めて、リサイクルショップへ持っていった。景品でもらったマイクロファイバーの布巾やポーチなど、細々としたものも一緒に持っていって、500円で引き取ってもらった。昼ごはん代くらいにはなったからいいや。

 

リサイクルショップの客は私よりも年配の人ばかりだった。若い人はメルカリとかを使って自分で売買するんだろうな。そのほうが圧倒的にお金になるし。私も本の売買なら相当やってきたのに、品物の取引には躊躇してしまう。なんかめんどくさい。本だってせいぜい数百円の取引なのに、我ながら不思議だ。

 

先日行った古書店で「本を買い取りに行ったら、ついでにこれも持って帰ってと雑多なものを引き取るはめになる」と店主が言っていた。店頭には、着物、碁盤、壺、古い切手など、元の持ち主が高齢なのかなと思うものが目立った。リサイクルショップへ持ち込みをする元気もなくなると、こういうとこに頼んだりするんだろうか。

 

子供達が小さい頃、納戸へはしごをかけて上がり込み、長いこと遊んでいた。大人がくつろぐには天井が低いけれど、もう少しすっきりさせて、思い出の品々だけにすれば、時々上がって、ぼんやりと眺めて楽しめるかもしれないな。

 

(4年前の納戸の様子。これでも最盛期よりはかなり本が減ったところ)

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(息子の部屋を整えるための工夫)

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(子供達が残していったもの。これは取っておきます)

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