元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

トマトソースの使い道

トマト農家で働き出して、売り物にならないトマトを持って帰ることが増えた。「これ捨てるんですか?」「そう。売り物にならない。」「え〜。悲しい」「悲しいよ。でもしかたない」「絶対捨てるのいやだ。じゃあ持って帰って煮る」「どうぞどうぞ」というやりとりがあって、「今日も要る?」と聞かれるたびに貰って帰っている。

 

最初はドライトマトにした。参考にしたのは、カゴメのサイトに載っていたレシピ。オーブンを使う方法を試した。

 

www.kagome.co.jp

焼くだけでは全然「ドライ」にならなかった。「天板にのせたまま、風通しの良い場所で完全に乾かす」って書いてあるけど外干しだと衛生面が不安。室内だと一晩置いといても乾かない。扇風機でもかけたらよいのかな。結局、半乾きで諦めた。味見するとすごく甘い。煮るよりずっと甘くなる。不思議。パスタに使ったらめちゃくちゃ美味しかった。残りはオリーブオイルにつけて保存した。美味しさは分かったが、ドライトマト作りは思ったより面倒で時間がかかるので、二度試しただけ。あとはひたすら煮てソースにした。

 

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だいたい、お玉四杯分が入ったジップロック。相当煮詰めたのに、冷凍庫にこのジップロックが九つ入ってる。作るのは良いけど何かに使わなくては。

 

ということで、用意したのは前日に作った肉団子と野菜のスープ…というか煮込?

 

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じゃが芋、人参(葉っぱも)、キャベツ、玉ねぎを丸ごとor大きく切ったものとベーコン少々を鍋に入れる。普通は最初にベーコンと玉ねぎを炒めるが、昨晩はさっぱりしたものが食べたかったので、そのまま水を足し、ブイヨンキューブを投入(下の画像のやつ)、グツグツしてきたら、豚ひき肉にパン粉、牛乳、卵を混ぜたもの(書き忘れてたけど塩胡椒も。しっかり味付けしといた方がおいしい)を丸めて放り込んで、また煮込む。最後に塩胡椒で味を整えて出来上がり。

 

 

上の煮込みにトマトソースを入れたものがこれ↓  

 

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 (器くらい変えればよかった)

 

「煮込用のトマトとは品種が違うからねえ」と言われてたけど、確かに甘味が足りない。ドライトマトのオリーブオイル漬けを入れたらコクが出て甘みも増した。夫はもう少し甘い方が好きらしい。赤ワインでも足せば違ったかな。

 

毎回パスタやスープってわけにもいかないし、何かよい使い道がないものか。このままではトマトソースで冷凍庫がいっぱいになってしまう。電子レンジでもドライトマトは作れるみたいなので、今度こそしっかり乾かしてみよう。そのほうが嵩張らないし。それと並行してソースが使えるメニューを考えねば。トマト味が全面に出ると飽きてしまいそうなんだよなあ……。

  

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こういうやつで外干ししたらどうだろう。乾く前に腐るかしらん。

 

 

トマトさん (こどものとも絵本)

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 トマトがど迫力。銅板画です。

 

Kiyos Weblog – 絵本作家、田中清代のブログ。