今日は節分。この日になると思い出し読み返す絵本があります。
子供の頃、本当にこの本が好きでした。切ないストーリーにいわさきちひろの絵がまたぴったりくるんですよね。ボロボロになっても捨てることができず、今も本棚にあります。多分、子供達には読んでやったことがないです。なんか切ない話過ぎて読んだあとどんな顔していいかわからないので。(娘に聞いたら読んでもらったか覚えてないけど自分で読んだそうです)
私は鬼とか山姥、山男など異形のものや人の世から弾かれるものが出てくる話が好きみたいです。この間、中学で読んだ『ほうすけのひよこ』も大好きですし。そういえば少し大きくなった頃に馬場あき子の『鬼の研究』にはまって何度も読みました。魍魎(みずは)のエピソードが特に気に入って(子供が生まれたら平仮名で「みずは」ってつけようか)とか思ってました。キラキラネームどころの話じゃないな。
まゆとおに―やまんばのむすめ まゆのおはなし (こどものとも傑作集)
- 作者: 富安陽子,降矢なな
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2004/03/10
- メディア: 単行本
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今週月曜日に小学校で読んできました。子供達がめちゃめちゃ喜びました。こっちがびっくりするくらい。人気があるのでしょうね。シリーズになってます。