私はけっこう好きです。気にいると遡って過去の記事まで読んでしまいます。きれいな写真や美味しそうな料理やなんでもない日常の様子を見たり読んだりするのは楽しい......のですが......時々、精神的にやや難がある人のブログに惹かれることがあります。私自身にかなり難があるせいかな。このところ、京大をでて専業主婦の人のブログが話題になっていたので、つい読んだら興味深くて過去記事もかなり読んでしまいました。
以前、まだ若いとても可愛らしい方が、自分の日常生活を写真満載で赤裸々に書いているブログがありました。社会的に地位の高い職業の夫を持ち、優雅な専業主婦生活を送っている人でした。ご自分はパワハラで精神的に病み研究生活を中断しているようでした。時に(こんなことまで書いて大丈夫?)とはらはらしながらもおもしろく読んでいました。そのうち落ち着いたのか写真は削除され内容もおとなしめになりました。本当は聡明で多才な人なんだなあと思うことが多々ありました。いつのまにか鍵つきになっていて今は読めません。(元気になられたかな、幸せに暮らしているといいな)と思います。もう知る術もありませんが。
こういう行為ってどうなんだろう。全然知らない他人の生活を観測するような感じがあるし......われながらちょっと気持ち悪い気がする。自己弁護すると、おもしろがっているだけじゃなくて(すみません、若干おもしろがってます)、そういう人がどう人生と折り合いをつけていくのかが知りたいのです.....全然自己弁護になってないな。読書だったら(この登場人物はこのあとどうなるんだろう)はよく思うことだし、ごく普通の感情だと思うけど、対象がリアルな人でしかも存命中だとちょっとまずいような。
今は絶版みたいですが、女の子の一生を描いた童話です。風に舞う花びらのようにさまざまなできごとに翻弄されつつも、与えられた環境の中で力を尽くして生きて行くお話。