朝、夫と娘を送り出して、さあ今日は読み聞かせだ! と小学校に出かけようとしたところで、(あ、今日は木曜日だった)と気がつきました。よかった〜出かける前で。今日読むつもりになっていた本は次の二冊。
- 作者: ケイトラム,エイドリアンジョンソン,Kate Lum,Adrian Johnson,石津ちひろ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/05
- メディア: 大型本
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私は子供に「わあっ!」とウケるタイプの本を読むのがちょっと苦手。だってすべると悲しいし。でも『あらまっ!』はすべったことないです。めちゃウケる。以前はおばあちゃんの「あーらーまーっ!!!???」っていうセリフを読むのがなんとなく恥ずかしかったりしましたが、自分がおばあちゃんに近くなったせいか、この頃はノリノリで読んじゃう。げらげら笑う子供達を見てると楽しくなります。
こちらは一転、静かな雰囲気の絵本です。冬の森の神々しさを感じます。「これ、版画なんだよ」と言うと、子供達が「えっ!」と驚きます。この作者の「北の森の動物たち」シリーズはどれもとても美しい絵本ですが、私は『きたきつねのゆめ』が一番好きです。主人公のきつねが恋人となるきつねに会うラストにじーんとします。
ついでに、子供にウケるし私も大好きな絵本をいくつか。
たいてい、途中から子供達も一緒に声を出して読みだします。きびしい先生のクラスで(声出していいのかな)と子供がもじもじしている時は「いっしょに読んでね」と声をかけると一気に空気がなごみ大きな声で読んでくれます。(めちゃかわいい〜!)って読んでるこっちもにこにこ。
はなのあなのはなし (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
- 作者: やぎゅうげんいちろう
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1982/10/15
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 7回
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柳生弦一郎さんの絵本はどれもいいです。特にこの絵本は「はなくそをならべてみる」とか「ゴリラがはなくそを食べちゃう」とか低学年男子が好きそうな描写が多いです。「はながつまると、なにぬねの まみ
落語って生で見る機会はなかなかないですよね。昔はテレビでよくやってた気がするけど、今はそれも減ったような。落語家さんのようには読めませんが、子供達は喜んで聞いてくれます。お話しがおもしろいし絵もいいからだろうなと思います。
最初は(そんなに面白い絵本かなあ)と思ってたのですが。読んだことがある子のほうが楽しんでいるような気がします。「あったとさ、あったとさ、ひろいのはらのどまんなか......」という繰り返しの文句を読んでいると(次はなにかな)という子供達のわくわくが伝わってきます。
かがくいさんの絵本はどれもふんわかほんわり。すごい人が出てきたぞって思っていたらお亡くなりになってさびしいです。
初めてみた時、(え? なんなのこれ?? )って思いました。めちゃくちゃシュール。子供達も最初ぽかーんって感じ。だんだん話にのってきて「なんなん、これ」とげらげら笑いながら見てました。『うどんのうーやん』とか『こんぶのぶーさん』とかいろいろ出てます。
シュールな絵本といえば長新太さん! でも考えたらこの頃読んでないなあ......なんだかさびしい。『ちくわのわーさん』も好きだけど、ちょっと説明っぽいというか。長さんのほうが余白がある気がするんだよなあ。
歯がぬけたところにコーンをはさんでみたりストローをいれてジュースを飲んだり。小学生にとってはあるあるネタかも。ぬけた歯でおじいさんになったときの入れ歯を作る!って思いつきはナイスアイデア??
はらぺこおおかみのペコペコがやってきたのは大根畑。本当はねずみやにわとりやぶたが食べたいのになと思いつつ、しぶしぶ大根を食べてお腹いっぱい。すると、遠くの方から、ちゅうちゅう、ぴょんぴょん、こっこっこ、ぶうぶう......せっかく動物達が来たのにお腹いっぱいで動けない......お話しの最後がまた最初につながっているぐるぐる話。ペコペコがかわいそう!って顔してる子もたくさん。
これはまだ子供の前では読んでません。絶対ウケると思うんです。楽しみ。
外国の絵本についてはまたあらためて。