元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

二槽式洗濯機の脱水トラブル

二槽式洗濯機を愛用している。短時間で洗えるし汚れが落ちやすい。今の洗濯機は買って6年目。この頃、脱水が効かなくなってきた。長めに脱水しても水がよく切れない。

 

モーターがダメになったのかな、今時の製品は造りがチャチになったもんだ、買い直すしかないのかね、と夫に愚痴をこぼしたあとで、(まてよ、最近洗濯機掃除をしてないし、汚れが詰まってるのかも)と思った。

 

専用洗剤を投入して掃除をすると、恥ずかしくなるくらい汚れていた。洗剤を入れて回すだけでは汚れが取れないので洗濯槽側の部品を外して掃除。これで大丈夫なはず!

 

しかし、「排水」に設定しているのに、脱水槽に水を注ぐとほとんど排水されずに溜まっていく。きっと排水ホースに何か詰まってるんだと思って、何度も水を溜めてはホースを揺すったり脱水したりしたが、排出される汚れが減っても水はちょろちょろしか出ない。

 

相当悪戦苦闘して疲れたので作業を中断。ネットで「二槽式洗濯機 脱水 できない」で検索してみて、ようやく(脱水槽に何か詰まってるのかも)と気がついた。脱水ドラムと躯体の隙間を覗いてみたら、紙マスクと櫛が見えた。ひゃ〜。中が乾燥するようにいつも洗濯機の蓋を開けているので、洗濯機付属の棚から物をとる拍子に落とし込んだんだろう。それにしても、落とした時に気がつきそうなものだし、こんな狭い隙間に入り込む? とはいえ実際入ってるし。

 

針金ハンガーを伸ばして、先が曲がった棒状にし、なんとかひっかけようとやってみた。懐中電灯で中を照らしながらの作業なので、全然上手くいかない。途中からは夫に応援を頼み、一人が懐中電灯、もう一人がUFOキャッチャーよろしくひっかけて引き上げることに集中。

 

昔の洗濯機はさ、脱水槽のとこが開いてドラムの外が掃除できるようになってたよね、あれなら簡単に取れたのに、なんでこんな形(洗濯槽側と一体になっていて開けない)にしたんだろう、安く作れるからかな、とメーカーの悪口をいいつつ、相当な時間を無為に費やしたあげく、ふいに「洗濯機を逆さにしたら出てくるんじゃない?」ということに思い至った。二槽式洗濯機は軽い。二人で楽に持ち上げて風呂場に移動し、逆さにしたら、あっさり転がり落ちてきた。

 

今日、洗濯したらばっちり脱水できた。物が落ちないように棚も外したし、さぼらず定期的に掃除をすれば、まだまだ使えそうだ。大騒動したわりには他愛なく解決して、ばかだな〜って感じだけど良かった。

 

HITACHI 青空 自動2槽式洗濯機 パインベージュ PA-T45K5-CP

HITACHI 青空 自動2槽式洗濯機 パインベージュ PA-T45K5-CP

  • 発売日: 1996/01/10
  • メディア: ホーム&キッチン
 

 

今度買う時は脱水槽のドラムの外側が掃除ができるのものにしたいと思ったけど、二槽式自体がほとんどない。この製品は脱水槽部分が開きそうに見える。でも、脱水ドラムがステンレスじゃない。ステンレスのが欲しいなあ。店で現物見ながら店員さんに相談するしかないのかな。

 

せんたくかあちゃん (こどものとも傑作集)

せんたくかあちゃん (こどものとも傑作集)

 

 

毎年、小学校で読んでる絵本。洗濯板とかたらいとか、今時の子は見たことないだろうな。「雷がへそを取りに来る」というストーリー展開なんだけど、「おへそ出してたら雷さまに取られるよ、って言われたことない?」と聞いても首を傾げている子がけっこういる。そういう意味では内容が古いのかも。でもすごく楽しんで聞いてくれる。猫とかソーセージとか裸ん坊の子供とかが洗って干されてるシーンが大好きで、げらげら笑う。最後にもう一度そのページを開いてゆっくり見てもらうのが恒例だ。

 

*おまけ*

修理の好きな電気屋がそのノウハウを公開

 「二槽式洗濯機 脱水 できない」で検索してヒットしたサイト。このサイト内の 脱水力が弱い(2槽式洗濯機) という箇所を見ると「中蓋の分解」というのがでてきます。昔、実家にあった洗濯機はこんな形で、中蓋が外れるようになっていて便利でした。