元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

ディーン・フジオカと世界の名作

うちの夫はテレビっ子です。しかもせわしなくザッピングする人。年末年始の私は、ずっとついているテレビの画面を横目で見ながら過ごしました。

 

NHK横溝正史シリーズで、長谷川博己が「無駄無駄無駄無駄〜!!」と叫びまくるのを見て「こんなの金田一じゃない」と呆然としたり(いや、好きだけど)、吉岡秀隆金田一に「これこれ。これが金田一だよ」と安心したり。俳優三人の金田一リレーになっていて、もう一人は池松壮亮だったそうです。これ、三作とも、しっかり見たかった。横溝正史嫌いだから敬遠してたけど、録画しとけばよかった。

 

「笑ってはいけない」は、夫が毎年見ています。私はこの番組が嫌いで、「人を叩いてなにがおもしろいのかわからない」「ほんと嫌い」などと横で言って空気を悪くしてしまうので、できるだけ目に入れないようにしています。でも、バスの中で杉咲花が出てくる場面は大笑いしてしまいました。こんな可愛らしい女優さんが笑いも取ってしまったら芸人さんの立つ瀬がないな。

 

一つの番組を最初から最後まで見たのは少ないです。紅白は全然みてません。評判が良かったようなので少しは見ればよかったかなあ。でも声が出ないユーミンを見たくなかったし。

 

「相棒」は録画して早送りしながら「どんどんつまらなくなる」「ていうかスペシャルでおもしろいのあった?」「大知真央に忖度しすぎ」と夫と悪口を言い合いながらみました。これは悪口込みで恒例行事。及川光博が出たのはうれしかったです。この人好き。独特の雰囲気があって良いです。でも、来年以降はもう見なくていいかなあ。

 

レ・ミゼラブル」は全部見ました。原作とは全然違っていたし、ツッコミどころは多かったものの、なかなか面白かったです。ドラマ「モンテ・クリスト伯」にハマったので、ディーン・フジオカ目当てで見たのに、吉沢亮村上虹郎、若手二人の演技に魅了されてしまいました。ディーンは、浮世離れしたストーリーのほうが輝くし(といっても他は朝ドラの五代さんくらいしか見てませんが)周りの人の演技力を引き出す(演技派を揃えてるだけかな)ように思えます。これからもこういう路線のドラマを作って欲しい、次はどんな名作リメイクがいいかなあと考えたけど、なかなか思いつきません。夫に何が良いか聞いたら「……キャンディ・キャンディ?」丘の上の王子さま役かな。いやいやいや。ドラマ化無理でしょ。それに「世界の名作」じゃないよね。

 

世界の名作文学の中で、ドラマにしたらディーンが輝きそうな作品ってないですかねえ。できれば群像劇になりそうなの。いざとなると全然思いつかないや。そもそも自分、ちゃんと読んだ作品少ないかも。(思いついたらこのあとに書き足します。)

 

2019.7.24追記

月9で、ディーン主演で「シャーロック」ってドラマがあるそうです。う〜む…大丈夫かね。シャーロックよりルパンの方が似合いそう。とはいえ、現代を舞台にルパンは無理か。原作の時代のまま明智小五郎もやって欲しい。

月9でディーン・フジオカがシャーロック・ホームズに、相棒ワトソン役は岩田剛典(コメントあり) - 映画ナタリー

 

フランティック(字幕版)

フランティック(字幕版)

 

 

フランティック」は文学作品ではないし映画としても名作ってもんじゃない。後味もよくない。でも、こういう巻き込まれものはディーン似合いそう。ひたすらヘプバーンが美しかった「シャレード」を思い出して、あの男性版を作ったら……からの連想で。私、この映画好きなんです。

 

 

 

恥ずかしながら未読。今年はいっちょ読んでみるか。これのドラマ化はいけそう。(調べたら2013年にフジTVでドラマ化されてました)