「メダカは一匹だと長生きする? 」という題でしたが、特に答えとかオチとかないので改題しました。
ついでに少し文章足しました。(2018.4.24)
子供が小さい頃、近所の川でメダカをとってきて睡蓮鉢で飼い始めました。毎年、水草についた卵をすくって孵化させて、ずっと飼っていましたが、なんとなくもういいかな〜という気分になって、数年前から自然にまかせていたら、どんどん減って、去年とうとう一匹だけになってしまいました。たぶん冬は越せないだろうから今年で終わりだなと思っていたのに冬を越し、この夏も元気で過ごしました。睡蓮鉢は木製デッキの上に置いていますが、時々、野良猫やイタチが水を飲んでいます。そういうのってメダカにはストレスになるのかしら。よくわかりません。家の中で、水槽に水草も入れて大事に飼ってやろうかとか、もう少し川からすくってきて仲間を増やしてやろうかとか思いつつ、環境が変ったら死んでしまうかもとも思う。結局、めんどうなのもあって、そのままです。たった一匹で鉢の中にいるメダカは幸せなのかな、さびしいのかな、いや、そんな感情はメダカにはないよね…。
ふしぎな目をした男の子―コロボックル物語 4 (講談社青い鳥文庫 18-4)
- 作者: 佐藤さとる,村上勉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1980/05/10
- メディア: 新書
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つむじまがりのおじいさんコロボックル「ツムジイ」と人間の男の子タケルが用水池の再生にかかわるお話。作中、タケルよりちょっと年上のヒロシという男の子がでてきます。お小遣いで買った大きな水槽に、綺麗だった頃の用水池の水や生き物を移して自宅に置いている男の子です。立派な水槽にくちぼそが10匹ほどいるだけなのを不思議に思うタケルに、ヒロシは「おまえにいいもの見せてやる」といって水槽の水を一滴、顕微鏡で覗かせます。そして、ミジンコやプランクトンを見てびっくりするタケルにいいます。「なあ、タケルちゃん、このガラスの中の水はね、ちゃんと生きているんだ。」
「このガラスの中の水はね、うらの桜谷用水池からくんできたんだよ。水がきれいなうちにな。水草も、藻も、くちぼそも、もちろんみじんこもさ。みじんこは、水と一緒にはいってきたわけだ。だから、桜谷用水池はこのガラスの中でずっと生きていくんだ。もとの用水池が死んじまってもな。」
私ももう少し大きくなったら、こんな水槽を買って、同じことをするんだ!と思ってたっけ。