元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

手放すことにした絵本

小学校で絵本を読んでいるサークルに若いお母さんが入った。(もう読むこともないだろうし、自分で持っていなくてもいいかな)と思う絵本をあげたら喜んでくれた。写真は、明日、小学校で彼女に会うので、要らないか聞いてみようと思っている絵本だ。

 

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どれも数年前に買ったもの。本を読む習慣を失った後も、本を買う習慣はしばらく残った。たまに古本屋に寄って、絵本や雑誌、料理や手芸関連本などが捨て値で売っていると買ってしまうのだ。今はその習慣もほぼ無くなったけど。買った本は納戸や棚に置いているだけ。死蔵しているのはもったいないし、本もかわいそう。メルカリとかで売ってもたいした金額にならないし、その手間がめんどう。もらってくれれば本当にありがたい。

 

 

 

 

 

デュボアザンは1904年スイス、ジュネーブ生まれ。アメリカに渡った後、絵本作家として活動し多くの作品を残した。素朴で暖かくて眺めているだけで心が落ち着く絵だ。「ごきげんなライオン」シリーズが有名。『いっぽ、にほ…』の作者シャーロット・ゾロトウも有名な作家でさまざまな画家と組んだ絵本がある。

私はゾロトウの絵本ではこれが好き。↓↓

 

 

賢くて好奇心が強いきつねハーキンの話。バーニンガムはちょっと風刺の効いた作品が多い。自伝が出版されているようなので読んでみようかな。

わたしの絵本、わたしの人生

小学校では

いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー

コートニー

の二冊を読んだことがある。

 

 

ノルウェーの昔話。「あくせく働く自分に比べて、おまえは住み心地のいい家で楽している」と言うだんなさんに「じゃあ仕事をとりかえっこしようか?」とおかみさん。その結果……。同じ昔話が福音館からも出版されていて、私はそれを先に読んだ。

 

 

ドールハウスの中で一日中働いているメイドのティリーは、「じぶんのうち」を見つけに外に出て行った。そして熊のぬいぐるみエドワードと出会い……。ちょっと字が多めの絵本。ゴッデンの『人形の家』を思い出した。

 

 

可愛い絵だなと思って買った。徳間書店は、こういうちょっとおしゃれな絵本を出版していた印象がある。小学校では、『王さまライオンのケーキ』を読んでいるが、分数習いたての子たちがおもしろそうに聞いてくれる。

 

 

明日は下記の2冊を3年生に読む。楽しんでくれるといいなあ。