元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

飯塚市のカカオ研究所(その他いくつかの店)へ行ってきました。

日曜日、夫もいないし仕事も休みなので、ちょっと遠いけど、「カカオ研究所」へ行くことにしました。さかえ屋の元社長夫妻が始めたチョコレートのお店です。

cacaoken.com

 

13時開店なので、午前中は同じ飯塚市内の「文具のたまおき本店」へ。

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 文具だけでなく、お香やお茶、バッグや小物まで様々なものを取り扱っていて、見て回るだけで楽しく、何時間でも過ごせそう。セール中だからか、けっこうお客さんがいました。

 

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 日本茶のパッケージがかわいらしかった。ピンボケだけどせっかく写真撮ったんで)

 カフェも併設してるし、生活雑貨は別棟の CuLuRe 雑貨&ステーショナリークルールが充実してます。ご飯茶碗とレターセットを購入。

 

 

けっこう時間をかけてみて回ったので、ちょうどお昼時になり、前から行ってみたかったNERO BOTANICA(ネロボタニカ)に寄って、La Sofia という、パン屋兼イタリアンのお店でランチをとりました。

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数種類のパスタとピザから一品選んで、サラダ、デザート、飲み物付き、ミニパン食べ放題。たしか1,350円でした。スタッフがみなにこやかで感じよかったけど、パンを含めて可もなく不可もない味。サイゼリアで同じもの食べたら幾らだろうとか思ってしまった。来月には閉店だそうです。あらら。この日は満員に近くお客さんが入っていたのですが。今時、イタリアンなんて、相当美味しいか、特別な売りがないと難しいのかな。あとに入るテナントは決まってるんでしょうか。

 

 

食後は、同じく1Fに入っている「わた惣」へ寄りました。老舗の食品セレクトショップで、1872年創業です。飯塚商店街に本店があり、こちらは支店。イタリアンレストランの隣だし、洋の食材を多めに揃えてるのかなと思ったら、本店とあまりかわらない品揃えで、入ってすぐのところには佃煮やらなんやらがずらっと並んでました。スパイス類などは本店のほうが揃っているように思えます。う〜む…大丈夫だろうか。年配のご夫婦が贈答品を選びに入店しただけで、あまり客もいませんでした。老舗なので、潰れないようにがんばって欲しいです。ここでは、葛湯を購入。

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そして、ついにカカオ研究所へ。今日のメインイベントです。ナビが示す方向へ行くと、住宅地の中へと進むので、え? 本当にこんなとこにあるの?と不安になりましたが、まもなく到着。小さなお店の前にかなり広い駐車スペースがあるけど、いっぱい。路上にも一台車が待っていました。チョコ買うだけの客なんだから、待ってればすぐ空くだろうと思ったのに、なかなか人が出てこず、待つこと30分弱。ようやく空いたので駐車してお店に入ってみると、すごく狭い! そしてすごい人! 満員電車の中みたい。5人も入ればいっぱいの店内に倍近い人数。

 

私の前に会計を待つ人が3組いて、店番の奥さんが接客しながらカカオについてずっと語ってました。プレゼント用の梱包をしたりテイクアウトのホットカカオをカップに注いだりしながら、あれこれ試食させて商品説明。そのうえ、「後ろのお客さん、待たせてすみませんね。今からアイスチョコレート切りますから」と、冷凍庫からアイスを取り出して切り分け始めました。客から客に手渡しで試食品が行き渡り、またその商品について説明あり。全然、客が捌けない。

 

アイスチョコレートは思ったよりずっと甘さ抑えめ。独特の酸味があって後口が良かったです。「アイスクリームじゃなくてシャーベットなんです」とのこと。一個500円と高価ですが、試食用の8分の1で満足。いっぺんに大量に食べるものではないです。奥さんも「先に切り分けといて少しずつ食べてください」といってました。 

 

売り切れたら嫌なので、目星をつけたナッツ入りホワイトチョコをずっと手に持っていたら、体温で端っこが溶けてきたので慌てて棚に置きました。店内滞在時間30分。溶けかけのホワイトチョコを含め数点買い、ホットカカオをテイクアウトして外へ出ました。店内が人いきれで蒸し暑く途中眠くなってしまったので、ホットカカオ飲んだら吐きそうだし買うのやめようかと悩んだけど、買って正解。もてあますかと思ったのに、ちびちび飲んでたらあっさりなくなってしまいました。意外とすっきり味。

 

考えたらバレンタインデー前だから、客が多いのは当たり前でした。私の前に色々詰め合わせてプレゼント包装してもらってた人は、本当はもっとたくさんの量を詰め込みたかったようですが、箱が小さめの一種類しかなくて入り切れず板チョコ一枚減らしてました。東京のホテル(たぶん、ANAインターコンチネンタルホテル東京。HPに載ってました)向けに用意している大きめのセットがあるらしく、「前の日までに電話で注文してもらえれば準備しておきますよ」と言われてました。

 

「こんなにお客さんがいない時は、季節の果物や野菜をチョコフォンデュにして試食してもらうんだけど」とのことです。いや、アイスチョコレートだけでも十分満足しました。他の商品の試食もできたし、たくさん買ってくれたから、とホワイトチョコの板チョコ半切れをおまけにもらったし。今度はバレンタインデー後の平日、客が少なそうな日に来ようと思います。

 

*今日の戦利品*

 

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レターセット810円。「たまおき」は品揃えが豊富で見飽きません。

 

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茶碗1,200円。びっくりするくらい軽いです。どこの焼き物なのか説明書きがなく店員さんに聞きそびれました。

 

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 葛湯。3個で324円。パッケージがレトロです。下に敷いた「わた惣」の包装紙もかなりレトロ。もう少しすっきりしたデザインのほうがいいと思う。大きなお世話ですが。

 

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カカオ研究所の紙袋。中のチョコレートは上京中の夫が帰宅してから一緒に食べる予定。

 

福岡、とくに筑豊は「修羅の街」「ガラが悪い」というイメージが強いようですが、炭鉱で栄えた底力なのか、魅力的なお店も多いです。

 

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