元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

大学でサークルに入ったら「来月**荘で中間総括やるから参加してね」と言われた話

吉田寮の話とか読んでてふと思い出したので。ただの思い出話。

 

大学生の頃、寮で知り合った子から「施設の子供と遊ぶサークルに入ってるんだけど来ない?」と誘われました。行ってみたら、数校で構成されているインカレで、かかわる施設ごとにサークル内グループがあることがわかりました。

 

いくつか見学してみた結果、そのうちの一つのグループに入りました。週一で施設を訪問して子供と一緒に遊ぶのがメインの活動。他の日は、遊びの内容を考えたり準備をしたり。福祉関係の話題について、毎回テーマを決めてディベートをする「学習会」という活動もありました。

 

子供たちは可愛いし、他大学生とも交流できるし、週に三日ほどの活動なのできつくもなく楽しかったです。しかし、まもなく、見出しに書いたようなことを言われて(え? これまずくない?)と思いました。「総括」とかって「あさま山荘」関連でしか聞いたことがない言葉です。でも興味があって行ってみました。

 

結論から言うと、単なる新歓コンパでした。もともとは「往年の学生運動が社会の実態から乖離したところで理論ばかり追ったことへの反省」から作られたサークルだったそうで、言葉が残っていただけのようです。ほっとしました。

 

正直いって、サークルメンバーは、少しは社会的な問題も考えたほうがいいんじゃないか、というレベルのノンポリ(死語ですね)な人ばかりでした。私を誘ってくれた子は、図書館の閲覧コーナーで新聞を立ち読みしている私をみとがめて「女の子がそんなことして恥ずかしくないの?」と言ったくらい。保守的でびっくりしました。学習会の時にも「保育園はかわいそうな子が行くところ。教育機関である幼稚園とは違う」とか言ってたっけ。

 

就活のシーズンになって、「やべえ、俺、こんなサークル入るんじゃなかったわ。学生運動に関係あるとか知らんかった。就活不利じゃん」とこぼしていた男子は銀行に就職したし、私も無事公務員になりました。保育園がかわいそうと言っていた女子は大手企業に入社。教員になった人も複数います。あまり就活には響かなかったです。というか、入庁してみて年配の人には学生運動崩れ?がけっこう多い気がしました。やっぱり、当時の民間企業には行けなかった、行かなかった人が多いのかな。

 

最近、大学から送られてきた同窓会報に私がいたサークルが載っていましたが「社会奉仕活動をする学生達」という感じの好意的な扱いになってました。私は、このサークル体験があったおかげで「知らない世界へ一歩踏み出す」のが怖くなくなりました。その後も、断続的に細々ながら、なんらかのボランティア活動を続けてます。

 

だるまちゃんとてんぐちゃん

だるまちゃんとてんぐちゃん

 

 かこさとしさんの絵本。友人が、「古い絵本なのに孫が大好きなの。だるまもてんぐも馴染みがないと思うんだけど。不思議」といってました。かこさとしさんが絵本の世界に入られたのは、若い頃のセツルメント運動がきっかけだったようです。

www.kaiseisha.co.jp

 

かこさとし公式サイトは下記よりどうぞ。

http://kakosatoshi.jp/