元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

二つの名を持つ娘

娘が帰省している間に、今回はこっちで髪を切らないの? と聞くと、友達が紹介してくれた美容院に再来店サービスがあるので帰って切るとのことでした。その話をしながら思い出し笑いをしたので理由を聞くと、友達から「ごめん、間違ってあだ名で紹介してしまった」と言われたのだと教えてくれました。

 

娘のあだ名というのがちょっと変わっていて、本名とは全然関係ないのです。例えば(実際は違う名前ですが)、本名「ゆり」であだ名が「みさ」みたいな感じ。しかも「あだ名の正式名は『みさき』」という設定まであります。部活の先輩からつけられたそうです。あだ名といってもニックネームっぽさがないので、それほど親しくない子は本名と思ってるかも。

 

実は、私の母方の親戚には、こういう二つ名を持った人が多いのです。以前の日記に書いたように、母方の祖父が姓名判断をする人で、名前に強いこだわりを持っていたためです。

 

grisella.hatenablog.com

 

私は祖父が亡くなった後に結婚したために、新しい名前をもらい損ねました。娘の話を聞いたら、なんとなくそれが残念な気持ちになりました。母も娘も二つ名前があるのに私は一つしかないんだなあって。名前なんて好きに変えられたらいいのに。とはいえ、自分で変えてもあまり楽しくない。誰かから授けられるのが楽しい。それもどんな時に使うか自分で決められたらもっと楽しい。そういう文化ができるといいのに、とお気楽なことを思いました。

 

 

ルドルフとイッパイアッテナ

ルドルフとイッパイアッテナ

 

子供と一緒に楽しんだ一冊。