元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

中学で絵本を読んできました

今日は中学校で『ヘンリー・ブラウンの誕生日』という絵本を読んできました。1800年代中期、南部の奴隷制から逃れて自由の地を目指した人の話で、実話だそうです。

 

ヘンリー・ブラウンの誕生日

ヘンリー・ブラウンの誕生日

 

 

この絵本で初めて "Underground Railroad" という言葉を知りました。

アメリ南北戦争前,黒人解放運動に同調する人々によって組織された奴隷の逃亡援助組織。この組織は,南部の黒人奴隷を「奴隷ハンター」の手の届かない北部自由州やカナダへ脱出させるのを目的とした非合法の地下組織で,鉄道用語を暗号に使用したためにこの名称が生れた。逃亡経路は路線,中継地は駅,援助者は車掌,逃亡者は貨物と呼ばれた。クェーカー教徒の T.ギャレットや元奴隷の H.タブマンを中心に,『アンクル・トムの小屋』の著者ストー夫人らが仲介者として活躍した。この運動により4万から 10万の奴隷が自由の身になったといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

このような時代がまた来ないように願っています。

 

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さて、話変わって、今日集まった本読み仲間は6人。うち2人は助っ人です。10年ほど前に私がこのサークルに入会した頃は、総勢30人近くいたのに、どんどん減ってしまいました。自分の子が卒業したら退会する人が多かったし、続けていた人も「ごめん。働き出したからいけなくなった」と辞めて行きました。若いお母さんで入会してくれる人は少ないです。高齢な私たちを見て尻込みしてる可能性もあるけど、朝から学校に出向いて絵本を読む暇がある人自体が少なくなっています。今は、根っからの絵本好きや、子供に関する活動に携わっている人が残った感じ。これから増えそうな気はしないです。女性がしっかり働ける時代がきたのは喜ばしいことですが、少し寂しい。

 

母が、友人からもらった布でエプロンを作った話を書きました。その母の暮らしを羨ましいと思ってしまいます。母は、父の遺族年金でつましく暮らしています。決して裕福ではありません。専業主婦生活は楽なことばかりではなかったはずです。でも、庭仕事をしたり手芸をしたり友人を手料理でもてなしたり......コールセンターで働いて帰宅後はぐったりする日々を過ごすと、そんな生活が豊かに思えます。

 

とはいえ、私もおかげさまで、こうやって小中学校へ出向いて本を読んだり、本読み仲間からもらった自家製レモンを蜂蜜漬けにしてみたりと、結構気ままな時間を過ごしています。やる気の問題も大きいのかなあ。だらだらネット見てばかりじゃダメですね。

 

サザエさん一家が庶民だった時代は遠い、という記事を読みました。だんだん貧富の差が大きくなっていくのかしら。子供達が社会に出て行くことを考えると不安になります。さて、そろそろ洗濯物を取り入れて、コールセンターへ行く準備をするとしますか。今日もがんばるぞ〜。

 

 

 

私が子供の頃、子供会の役員をやっているお父さんは、教員や一般職の公務員が多かったです。モーレツサラリーマンの時代ですから、一般企業のお父さんには子供会活動なんかする余裕はなかったのかも。元同僚に聞いたら「いまどきの県職員は相当忙しいよ。そんな余裕はないなあ」って言われました。私が働いていた頃も部署によってはかなりのブラックぶりでしたが、よりひどくなっているらしい。お疲れさまです。

 

『パパはのっぽでボクはチビ』は大好きな平塚武二の本です。残念ながらいまは品切れみたいです。「小さい、かわいい、おばあさん」と「パパはのっぽで ボクはちび」は少し長めですが、それ以外は短編というより掌編。そして、短いお話ながらどれもはっとするほど美しいのです。長新太さんの挿絵も素敵。庶民的なのに豊かさを感じる作品です。