元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

岩波書店 算数と理科の本(追記あり)

先日、家族で街に出た時、ちょこっとブックオフに寄ったら本を買ってしまいました。ほんの10分くらいしかいなかったのに。買う気なかったのにびっくり。夫と娘も「え? 早っ!!」「めちゃ買ってるやん。重っ!!」と驚いてました。以下は戦利品です。

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我が家には元々『ふしぎな小数』(今回も買った。だぶるのに。意味不明)があって息子の愛読書でした。これが、大人が読んでもおもしろく、他の巻も見てみたかったのです。今回、購入してみたら、期待にたがわず楽しめました。多分私が中学生の頃、父が同じ岩波の「かがくの本」シリーズ(「中高生以上向け」)を数冊買ってくれましたが、難しくておもしろいとは思えませんでした。「算数と理科の本」にしてくれたらよかったのに。そしたら理数系の勉強が好きになっていたかもしれない!? 岩波からは、小学校低学年向けに「ぼくのさんすうわたしのりか」というシリーズも出版されていていました。残念ながら、どのシリーズも今は品切れ中。もう復刊されないのかな。残念です。

 

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こちらはあかね書房の子供向け文学全集。イソップとグリムを購入しました。鈴木悦郎さんの絵が可愛らしいです。大きな書店に行く機会があまりないので、今どきの子供向け文学全集をじっくり見たことがありません。装画や訳も昔とは違うんだろうなあ。ちなみにグリムの訳者は高橋健二、挿絵は遠藤てるよさんでした。

 

*追記*

「算数と理科の本」、復刊ドットコムのリクエスト頁はこちらです。

https://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=29506

「算数と理科の本 全30巻」

小学校中~高学年向けの絵本です。
身近な題材から実践的に理科や算数を愉しく学べる素晴らしい内容です。写真などの図版も豊富で、「わかるわりざん」ではイラストに松井紀子さんを起用するなど、美術的にも大変優れたものです。
「宇宙をはかる」は手塚プロが、「地図のけんきゅう」は堀淳一氏が執筆を担当しています。

 

内容が古くなったりで、全巻そのままの形では難しいと思いますが、何冊かだけでも復刊してほしいです。なお、私が中学生の頃に買ってもらった「かがくの本」シリーズについてはこちらの記事でも触れてます。

 

www.grisella.jp