元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

料理の力

風邪がなかなか抜けなくて体がだるく、だらだらとネットを見ていた。これじゃあ良くなるものも良くならない。寝てても良くならないなら体を動かしてみるか。昼過ぎから台所に立って、まずはレンコンのきんぴら、次に胡瓜のしょうゆ煮を作る。火を扱っていると体が暖まってきた。冷蔵庫の中の野菜を片っ端からみじん切りにしてベーコンと炒め、トマト缶をあけて具沢山スープも作った。料理をしていると気持ちも落ち着いてきた。(なかなか風邪が治らんなあ)(もう年だからね)(こんなんでほんとに就職できるの?)と滅入る気持ちが薄れる。そうこうするうちに娘が帰ってきたのでおやつに白玉団子を作って黄な粉と黒蜜かけにした。娘とできたての白玉団子を「美味しいね」と食べていたら、ちょっと元気がでてきた。たいしたもんじゃなくても自分で美味しいものが作れるというのはいいもんだ。